鬱だと病院から診断された人が身近にいて、苦しんでいる場合、通常ならガンバレ!と応援したくなりますよね。鬱なんかに負けないで頑張って!と言いたくなるものです。しかし、鬱のことに関して少しでも調べたことがある人は、「鬱病の人にガンバレと言ってはいけない」という言葉を聞いたことがあると思います。では、なぜ、鬱の人をガンバレと応援してはいけないのでしょうか?鬱の人は、すでに必死でがんねっているため、これ以上がんねっても頑張りきれない状況なのです。それなのに頑張れと言い続けるのは、本人を追い詰めてしまう結果に繋がりかねません。このような時、日本語には適切な言葉が見当たらないようにも感じられます。例えば、マラソン選手が沿道を走っている時、観客から「頑張って!」と声援を掛けられると、負担に感じてしまうこともあるというのです。また、日本のソフトボール(自分専用のものを持つことで、練習に対するモチベーションも上がるでしょう)の選手は、選手間で「良いよ」と言う声を掛け合っていて、「頑張れ」の言葉は使わないようにしているそうです。鬱だからと言って、患者(まずは、自分が病気であることを受け入れて、治療のための努力をすることが大切ですね)本人も自分でやらなければならないことは分かりました。ただ、それを実行することがなかなか難しい状態に陥っているために、苦しみ悩んでいるのです。そもそも鬱病になってしまったのは、頑張り過ぎてしまったことが要因にあるということを念頭に置いて考えてみてください。鬱病の人は、ただ起床することだけでも、普通の人みたいに気軽にはできなくなってしまっています。二日酔いで動くのも辛い中、無理して必死に起き上がるというくらいの気持ち(ある程度共感してもらえることはあっても、基本的にはその人にしかわからないものでしょう)でいるのです。他人から見ると、何もしていないように感じられるとしても、鬱の人はほんの些細なことでもものすごく精神力を使用して、本人なりに努力しているということを理解するように努めてくださいー